起業家育成へ産学協定 鈴鹿大 享栄学園と日本公庫2支店 三重

【協定を締結した(左から)有田支店長、田宮支店長、垣尾学長=鈴鹿市郡山町の鈴鹿大学で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市郡山町の鈴鹿大学を運営する享栄学園(垣尾和彦理事長)と日本政策金融公庫津支店(田宮良則支店長)=津市万町津=、同四日市支店(有田哲二支店長)=四日市市諏訪栄町=は12日、同大学で「起業家教育及び産学連携の協力推進に関する協定」を締結した。起業家育成に向けた教育や金融支援などに取り組み、開業率向上につなげる。

地域の起業家教育や産学連携を推進し、地域社会の発展に貢献することが狙い。

鈴鹿大学は平成27年度に県の補助金を活用した「ビジネスイノベーション研究センター」を設立。グループ校の起業家教育に力を入れてきたほか、同センター事業の一環として同公庫や県と連携し、平成29年から県内の中―大学生を対象にしたビジネスプラン発表会を開催している。

協定締結により相互の関係をより強固にし、緻密な情報交換と保有する知見の活用などに取り組む。具体的には、学生向けに起業のアイデアや基礎知識など金融機関が持つノウハウを講義したり、同大学発のベンチャー企業への融資など。

協定締結式では垣尾理事長が「締結を機に起業マインドを持った学生を輩出し、地域にイノベーションを起こしていけるよう力を尽くす」、田宮支店長が「双方の情報交換をより一層密にして、一層の地域貢献につながると確信している」とそれぞれあいさつ。有田支店長を交えた3人が協定書に署名した。