「穏やかで飲みやすい」 津で県新酒品評会、今期の出来審査 三重

【新酒の出来を確かめる審査員=津市大谷町のみえ酒造会館で】

【津】三重県酒造組合(清水慎一郎会長、組合員34酒造場)は11日、津市大谷町のみえ酒造会館で「第49回県新酒品評会」を開いた。県内24の酒造場から今期の新酒108点が出品され、専門家13人が香りや味を審査した。審査結果の発表と表彰は25日にある。

県内の酒造りの技術向上を目的に毎年開催。吟醸▽純米吟醸▽純米▽本醸造▽普通―の5部門それぞれに香り、味、全体のバランスなどを審査した。

名古屋国税局鑑定官室の遠山亮室長は「今期は酒造りに比較的恵まれたシーズンで全般に穏やかで飲みやすさが勝った。柔らかさふくよかさなどバランスよい酒に仕上がっている」と講評した。

同組合によると昨年1年間の酒の出荷量は全国が前年比92・6%に対し県内は99・1%で「日本酒全体が厳しい状況の中で県産酒は健闘している」という。