データ活用で産業創出へ 3選目指す鈴木知事、政策集発表 三重

【政策集を発表する鈴木知事=津市大門の津都ホテルで】

任期満了(4月20日)に伴う三重県知事選で3選を目指す鈴木英敬知事(44)は11日、知事選に向けた政策集を発表した。データを活用する人材の育成や研究を進める「データ・サイエンス・バレー構想(仮称)」、ICTを利用して生産性の向上を図る「スマート自治体」などを掲げた。

津市大門の津都ホテルで政策発表会を開いた。

政策集は「みんなが大事にされる三重、みんなで創る『新時代の三重』」と題し、防災減災対策の強化や医療介護の充実、児童虐待の防止に取り組む姿勢を示した。

政策の柱として共生社会▽三重とこわか国体・三重とこわか大会の成功▽不祥事の根絶と財政健全化―などを挙げた。産学官で「データ・サイエンス・バレー構想」を展開し、産業の創出や人材の集積を目指す考えも明らかにした。

また、県庁の行政運営として、予算編成の一部に県民が参加できる仕組みづくりを検討すると説明。フランスの首都パリを参考に、予算の使い道を県民から公募して決める手法を取り入れたい意向を示した。

鈴木知事は「次の4年間は全ての人が大切にされる三重県でありたい。平成の次の新時代をみんなで作っていく形を目指す」と述べた。

知事選の告示は3月21日、投開票は4月7日。元玉城町議の鈴木加奈子氏(79)も立候補を表明している。今のところ、他に立候補の声は上がっていない。