明和町の斎王まつり 斎王役に大紀町の橋本さん 群行の再現行列で主演 三重

【斎王役に選ばれた橋本さん(左)へ扇を渡す前回斎王役の中保さん=明和町斎宮のいつきのみや歴史体験館で】

【多気郡】斎王まつり実行委員会(森田均代表)は10日、明和町斎宮のいつきのみや歴史体験館で第37回斎王まつり(6月1、2日)の配役選考会を開いた。斎王役は度会郡大紀町神原の愛知県立大学外国語学部3年生、橋本茉奈さん(21)に決まった。斎王群行の再現行列で主演する。

斎王は天皇の未婚の娘らが就き、明和町の斎宮に住んで伊勢神宮の天照大神に仕えた。天武天皇の娘、大来皇女から始まり、約660年間続いた。

斎王役には埼玉県から兵庫県まで県内外の20人が応募。森田代表や世古口哲哉町長、森下清同町観光協会長ら17人の選考委員が審査した。

十二単(ひとえ)に着替えた橋本さんは檜扇伝承式で前回斎王役の中保友里さんから扇を受け取った。応募3回目で大役を射止めた橋本さんは、「信じられない。来場者と距離が近いのが斎王まつりの魅力。しっかり務めを果たしていきたい」と意気込みを語った。