地域で幸せに生きるために 南伊勢町で初のフォーラム 小中高生も提言 三重

【地域の幸せについて考え、意見を述べる小中高生ら=南伊勢町五ケ所浦の町民文化会館で】

【度会郡】三重県南伊勢町五ケ所浦の町民文化会館で10日、「~未来の大人とともに地域を考える~ 2019未来!本気!フォーラムin南伊勢町」があり、町内外から約280人が来場した。

高校生レストランの仕掛け人、岸川政之さんが代表を務める「一般社団法人 未来の大人応援プロジェクト」が、少子高齢化や人口減少など多くの地域課題を抱える同町で幸せに生きるためにどう行動すればいいのか、未来の大人である子どもらと一緒に考える機会として、初めて開いた。

熊本大学の徳野貞雄名誉教授が「幸せに生きる」をテーマに基調講演した後、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介さんと皇学館大学生の加藤総心さんが進行役を務め、パネルディスカッションが行われた。

未来の大人の部では、町内の小中高生9人が登壇した。小学生らは町の好きな所を「自然が豊か」「地域の人が優しく接してくれる」などと発表。中学生らは「高齢者がもっと元気に活動できる町になってほしい」「ふるさと教育で町のいい所を知り、地域に帰って来ようと考えられるようになった」と述べた。

高校生らは「人のつながりをもっと大切にしたい。高校でもいろいろ取り組んでいるが町の人と一緒にする機会が少ないので、そういう機会を増やしてもらえれば町も活性化していくのでは」などと話した。

大人の部では小山巧町長や片山嘉人教育長、岸川さん、南伊勢高校の伊藤隆之校長、同校南勢校舎の加藤豊也PTA会長が討論。県内外から招かれた有識者4人も町に対する意見を述べた。