太田さん、フェンシングの魅力伝える 五輪で銀、三重国体会場の鳥羽訪問 三重

【エペのデモンストレーションで解説する太田さん(中央)=鳥羽市大明東町の鳥羽市民体育館で】

【鳥羽】2021年の「三重とこわか国体」でフェンシング競技が開催される鳥羽市を盛り上げようと、日本フェンシング協会会長で北京、ロンドン五輪銀メダリストの太田雄貴さん(33)らが9日、同市大明東町の鳥羽市民体育館を訪れ、「2年後の国体は重要な国体になる。三重県やフェンシングを発展させていくためにはみんなの活躍が必要」とエールを送った。

フェンシングが盛んな同市が会場の国体を盛り上げるため、競技の魅力をもっと知ってもらおうと、三重とこわか国体鳥羽市実行委員会が主催。市内外から約200人が参加した。

太田さんは同協会の普及活動やフェンシングの歴史、3種目(エペ、フルーレ、サーブル)それぞれの特徴と違いについて説明。全日本学生選手権団体優勝の沢村拓哉選手(法大2年)と、カデ・アジア大会団体3位の西沢樹選手(東大2年)が、全身が有効面となるエペのデモンストレーションを披露し、太田さんが分かりやすく解説した。

鳥羽フェンシングクラブの南心愛さん(小6)と小久保有唯君(小4)も大学生と剣を交え、見守る観客らを沸かせた。

南さんは「知らないことがあったので勉強になった」、小久保君は「負けたけど先に得点をリードできたのでよかった」と話した。

太田さんは「子どもたちに本物を見せることを大切にしつつ、応援するされることの喜びをイベントを通して感じてほしい。フェンシングをやってきてよかったと思える環境を僕たちがつくるので目線を世界に合わせてプレーしてくれたらうれしい」と語った。