3カ月ぶり倒産件数2桁に 2月の三重県内、負債総額14億9100万円

帝国データバンク津支店(津市丸之内)は8日、2月の県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。件数は前年同月より3件多い11件となった。貴金属製品卸売会社「松野パール」(伊勢市)が10億円の負債を抱えた大型倒産となったため、県内全体の負債総額は前年同月より6億9600万円増の14億9100万円となった。

業種別では、卸売業で4件、小売業で2件、建設業で2件、サービス業で1件、その他の業種で2件あった。建設業では7カ月連続で倒産が発生した。いずれも販売不振による不況が原因。地域別では、北勢3件、中南勢8件だった。

いずれも従業員が10人未満で、中小零細企業が中心。このうち1件は30年以上の業歴があった。11件全て破産申請した。

同支店の担当者は「個人営業の倒産が目立つ。小口の倒産が頻発したため、3カ月ぶりに倒産件数が2桁になった」と説明。「景気に陰りが見られ、今後も小規模企業を中心に倒産が発生する可能性がある」との見通しを示した。