女子ラグビー パールズ記虎監督が退任 国内最高峰大会で3度V

【今季限りの勇退が発表されたパールズの記虎敏和監督(右)=2月、四日市市内で】

三重県四日市市拠点の女子ラグビーチーム「PEARLS(パールズ)」は26日、トップチームの記虎敏和監督(66)の契約満了に伴う退任を発表した。15人制の関西女王として関東覇者の日本体育大と対戦する3月3日の全国女子選手権(神奈川・小田原市城山陸上競技場)が監督として臨む最後の試合。「自分にとっても最終戦。関東の壁を破り日本一になりたい」と語る。

男子高校ラグビーの名将として名をはせ、大阪・啓光学園(現常翔啓光学園)で監督、総監督を歴任して6度の全国制覇を達成した。パールズではトップチームが本格始動した2016年5月に監督就任。女子7人制ラグビー国内最高峰の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズではオープン参加の2018年11月の富士山裾野御殿場大会を含め3度の優勝を成し遂げた。

初のフル参戦で総合2位と健闘した今季の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズを終え「チームの基盤はつくれた。後進にバトンタッチする時期」と勇退を決めたという。「女子の指導は初めての経験だったが強くなりたいという思いは男女共通だった。指導者として楽しい3年間を送らせてもらった」と周囲に感謝。3月末で生活拠点を三重から大阪に戻す予定だが「関われることがあれば今後もチームの役に立ちたい」と話している。