鈴鹿でパラ事前キャンプ 東京大会向け来年8月 三重県、競泳英国代表と協定

【事前キャンプの協定書を交わした鈴木知事(右)とクリス理事(中央)=三重県庁で】

三重県と東京パラリンピック競泳の英国代表チームは25日、事前キャンプを県営鈴鹿スポーツガーデン(鈴鹿市御薗町)で実施する協定を締結した。鈴木英敬知事と英国パラスイミングのクリス・ファーバー理事が同日、県庁で協定書に署名。協定書には、チームが県民との交流行事に参加することも定めている。

県によると、事前キャンプは来年8月12日から12日間。選手やスタッフら45人が訪れる。このほか、今年9月に横浜市で開かれるジャパンパラ水泳競技大会の事前キャンプにも利用するという。

英国代表チームは昨年9月に鈴鹿スポーツガーデンを視察した上で、事前キャンプ地に選定する意向を県に伝えていた。県は施設の使用料を免除するほか、宿泊や移動の費用も一部を負担する。

鈴木知事は「応援だけでなく、パフォーマンスを発揮できる環境の整備でも協力したい」とした上で「県民との交流にも期待する。キャンプの後は三重の良さを多くの人に紹介してほしい」と呼び掛けた。

クリス理事は「お招きいただいたことに感謝している」とした上で「県の施設は最も素晴らしいと思っている。選手らにとってはメダルだけでなく、交流も大事。合宿を楽しみにしている」と語った。

県内で東京パラリンピックの事前キャンプを実施するのは今のところ英国の水泳だけ。東京オリンピックでは、カナダの体操とアーティスティックスイミング、レスリングが県内で事前キャンプに臨む。