中勢バイパス 鈴鹿・津工区が開通 全長33.8キロ、9割完成 三重

【パレードに参加する「NSX」】

国道23号の渋滞解消を目的とする中勢バイパスの鈴鹿・津工区(2・9キロ)が17日、開通した。地元住民や関係者ら約130人がセレモニーに参加し、テープカットやパレードなどで開通を祝った。

「鈴鹿・津工区」は、三重県鈴鹿市御薗町と津市河芸町をつなぐ片側一車線の道路。両市内の中勢バイパスが初めて結ばれた。迂回が必要だった従来に比べて所要時間は10分ほど短縮されるという。

計画決定から35年、事業化から11年を経ての開通。これにより、全長33・8キロの中勢バイパスは約9割が完成し、北端に当たる鈴鹿市内の安塚工区(2・8キロ)を残すのみとなった。

セレモニーでは、中部地方整備局の勢田昌功局長や鈴木英敬知事、県内選出の国会議員らが道路上でテープカット。ホンダの高級スポーツカー「NSX」など30台の車両が連なって走行した。

勢田局長はセレモニーに先立つ開通式典で「救急医療や災害対応にも寄与するはず」とあいさつ。鈴木知事は「より働きやすく住みやすい場となる。若者の定着につながることも期待する」と述べた。