三重県民栄誉特別功労賞を創設 吉田沙保里さんに授与

鈴木英敬三重県知事は6日の定例記者会見で、県の表彰制度の一つとして「県民栄誉特別功労賞」を設け、現役引退を表明した津市出身でレスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里さん(36)に授与すると発表した。表彰式は4月13日に津市一身田上津部田の県総合文化センターで開き、吉田さんに表彰状と記念品を贈る。

県は平成16年、アテネ五輪で金メダルを獲得した吉田さんに県民栄誉賞を授与。北京五輪で2連覇した際に県民特別栄誉賞を創設して授与し、ロンドン五輪での3連覇とリオ五輪の銀メダル獲得でも同賞を贈った。引退表明を受けて、新たな賞を設けた。

鈴木知事は県民栄誉特別功労賞について「県民特別栄誉賞を重ねて受賞し、長年にわたって広く県民に親しまれ、卓越した功績のある人物に贈る」と説明。五輪4大会でメダルを獲得し、世界選手権で13連覇を達成した功績をたたえ、吉田さんに初めて授与する。

鈴木知事は「前人未到の偉業を達成した吉田さんは県民だけでなく国民にたくさんの夢と希望、感動を届けてくれた。私たち三重県民の誇りであり、宝」と強調。「引き続き応援するとともに東京五輪で指導者として活躍することを楽しみにしている」と述べた。