特殊詐欺にまごまごしないで 九鬼産業と四日市南署 すりごま配り被害防止呼び掛け 三重

【特殊詐欺被害防止を呼び掛ける署員や九鬼産業社員ら=四日市市八幡町の三滝川慈善橋市場で】

【四日市】三重県の四日市南署(西本茂人署長)は5日、地元企業九鬼産業と連携して、鮮魚や産直野菜を中心に50店舗が出店する同市八幡町の三滝川慈善橋市場で、買い物客らに特殊詐欺被害の防止を呼び掛ける啓発活動をした。

同署員と九鬼産業社員、特殊詐欺撲滅員ら9人が参加。ゴマ商品の製造・販売を全国展開する九鬼産業の提供商品に、「特殊詐欺にまごまごしないで、相談の扉を『開け!ごま』」というフレーズを貼り付けた「すりごま」を最近の詐欺手口が書かれたチラシとともに400セットを配布、特殊詐欺被害防止を啓発した。

九鬼産業の中井芳樹名古屋営業所長(44)は「地元企業として、詐欺被害を減らす手助けになれば」、同市場代表で四日市朝市協同組合の渡邉正之理事長(83)は「お客さまだけでなく、高齢化が進む各店主にもありがたい」と、それぞれ話していた。

県内の特殊詐欺等被害は昨年1月から12月末現在で107件、被害額は約3億8960万円、同署管内では15件、約8610万円で、前年に比べいずれも件数は下回っているが被害額は増えている。