「伊勢」を世界に動画配信へ 米企業と事業提携 市長訪問、食の魅力PR 三重

【米テイストメイド社のフィッツギボン最高経営責任者(右)から同社の経営戦略について説明を受ける鈴木市長(左)=サンタモニカ市の同社で(伊勢市提供)】

【伊勢】食のPRのため、米国カリフォルニア州を訪れている三重県の鈴木健一伊勢市長は5日、事業提携のため、月間アクセス数が世界最大規模の動画配信企業テイストメイド社(サンタモニカ市)を訪問した。同社サイトで伊勢のPR動画を発信し、伊勢の認知度向上につなげるのが狙い。

市によると、同社は自社のサイトで食と旅をテーマにした動画を配信するベンチャー企業で、月間のアクセス数は約25億回。この日、鈴木市長は同社のラリー・フィッツギボン最高経営責任者とテイストメイドジャパンのショーン・ニコルス社長と懇談し、事業提携を確認した。

現地の映像作家約80人を集めたレセプションで、鈴木市長は伊勢志摩地方の郷土料理「てこね寿司(ずし)」を振る舞い、食の魅力をPR。同社は後日、伊勢のすし職人がてこね寿司を作る様子を撮影し「レシピ動画」として同社のサイトで発信する。

また、鈴木市長は米国の映像作家らが伊勢のPR映像を制作する新事業を紹介。作り手を募集していることを発表した。同社は現地の映像作家らを市に紹介する。

事業では今年10月、映像作家ら約3人を2週間程度伊勢に呼び、作品は来春公開する予定。配信先は未定だが、市は作者がウェブや交流サイト(SNS)に作品を投稿し、拡散することを期待している。