オスプレイ、明野で離着陸 日米共同訓練始まる 三重

【空中機動訓練を終え、饗庭野演習場から明野駐屯地に飛来するオスプレイ=伊勢市小俣町で】

陸上自衛隊と米海兵隊の共同訓練が4日、陸自饗庭野(あいばの)演習場(滋賀県高島市)で始まった。三重県内からは、伊勢市小俣町の陸自明野駐屯地に駐機する米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の米海兵隊輸送機オスプレイ2機が参加した。

防衛省によると、訓練は4―15日、饗庭野演習場で実施。期間中、近畿2府4県を管轄する陸自第3師団から約600人、米海兵隊から340人が参加する。海兵隊は明野駐屯地をオスプレイの整備拠点として使う。2日に3機、4日に1機が飛来した。

同日は人員輸送の空中機動訓練があり、オスプレイ2機が駐屯地から演習場へ飛来。離着陸時は写真愛好家や住民らが駐屯地周辺に集まった。訓練では演習場内での夜間飛行も予定していたが、天候不良で中止となった。空中機動訓練は5日も実施される予定。

オスプレイの飛来を巡っては、県や伊勢市が「国民の不安を完全には払拭(ふっしょく)できていない」とし、安全確保などを求める要望書を東海防衛支局に提出。反対派の市民団体は訓練の中止を求めており、この日は駐屯地周辺で抗議集会を開いた。