オスプレイ飛来 伊勢・明野駐屯地に着陸 市民団体の抗議活動も 三重

【陸自明野駐屯地に着陸するオスプレイ=伊勢市小俣町で】

【伊勢】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に所属する米海兵隊の輸送機オスプレイ3機が2日、三重県伊勢市小俣町の陸上自衛隊明野駐屯地に飛来した。4日から陸自饗庭野(あいばの)演習場(滋賀県高島市)で始まる日米共同訓練に参加する。明野駐屯地は機体の駐機や整備で使用する。

2日午後4時ごろ、オスプレイ3機が連なって明野駐屯地上空に飛来。垂直に固定したプロペラを徐々に水平に傾けながら減速し、順番に着陸した。オスプレイを一目見ようと集まった大勢のアマチュアカメラマンらが一斉にシャッターを切っていた。

オスプレイはこの日、普天間基地から米海兵隊岩国航空基地(山口県岩国市)を経由し、明野駐屯地に到着。防衛省は当初、機体数を4機程度としていたが、実際は3機だった。今後増えるかは不明で、防衛省は訓練に参加する機体数を米海兵隊に確認している。

一方、この日は飛来中止を求める市民団体「オスプレイ来るな!三重県民の会」が駐屯地周辺で抗議集会を開いた。オスプレイが明野駐屯地から離着陸するとみられる4、5日も現地で反対の声を上げるという。

共同訓練は4―15日に饗庭野演習場で実施。県と伊勢市は今後、東海防衛支局から情報提供を受け次第、公式ホームページで飛行予定時刻を公表する。飛行の有無は前日の午後4時、飛行予定時刻は当日の午前9時ごろに発表する。ただ、予定が変わることもあるという。理由は不明だが、2日は午後2時に飛来する予定が4時にずれ込んだ。