幹線道路の早期整備、消えかけの白線塗り直しを 三重県自治会連合会が知事と懇談

【自治会連合会長らとの懇談であいさつする鈴木知事(中央)=津市羽所町で】

三重県自治会連合会の役員らが25日、津市羽所町のアストホールで鈴木英敬知事と懇談し、幹線道路の早期整備や道路上で消えかかっている白線の塗り直しなどを求めた。任期満了(4月20日)を控える鈴木知事の三選を期待する声も相次いだ。

知事の県政に対する思いを聞き取り、地域の課題を知事と共有することを目的とし、年に一回の開催。この日は連合会を構成する県内12支部の自治会連合会や市町などから約60人が出席した。

冒頭のあいさつでは、県自治会連合会の小河明邦会長が「いつ来るか分からない南海トラフ地震が懸念される中、連合会も防災について真剣に考えて協力したい。要望への検討を期待する」と述べた。

鈴木知事は「公助は行政がしっかり頑張るが、共助や自助は自治会が地域の皆さんと手を携えていただくことを期待する。とりわけ避難は周囲が呼び掛けていただくなど、協力をいただきたい」と求めた。

四日市市自治会連合会は県内の五地域にある広域防災拠点について「県民の多くは拠点の役割を知らない」とし、県民参加の訓練を提案。鈴木知事は「訓練や講話の機会に活用方法を周知したい」と応じた。

津市自治会連合会の生川介彦会長は、伊勢志摩サミットを念頭に「大きなことをやると、少し後遺症が残る。財政が潤沢でない状況が続くだろう」としつつ、幹線道路の整備や横断歩道などの塗り直しを求めた。

鈴木知事は「道半ばの部分もたくさんある。しっかり努力したい」と説明。幹線道路の整備は「全力で要望している」とし、白線の引き直しは「必要な所は全部やるだけの新年度予算にしたい」と述べた。

また、小河会長は冒頭のあいさつで「三選に挑戦と新聞に載っていたが、頑張ってください」と鈴木知事を激励。生川会長は「知事の県政に対する姿勢を評価している。ますます期待している」と述べた。

このほか、防犯カメラの設置に対する補助や松食い虫による被害の軽減、三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)で渋滞の深刻化も懸念される国道23号への対応なども求めた。