賃上げ「月1万500円以上」 連合三重が春闘目標

【記者会見で春闘の目標を発表する伊藤事務局長=三重県庁で】

連合三重は23日、来月から始まる春闘の目標を「月例賃金で1万500円以上の引き上げ」と設定したと発表した。4年連続で同じ引き上げ幅。2月5、7両日に県内各地で開始を宣言する。

引き上げ幅の内訳は、賃金カーブの維持分を4500円、賃上げの目標を7千円以上とした。35歳で勤続17年のモデルケースでは、前年より3千円増の28万9千円以上を目安としている。

県内企業の賃金を調査した上で目標を設定。昨年の春闘による賃上げは、連合三重に加盟する組合のうち98組合(3万2723人)の平均で6226円(2・10%)だった。

今年は「今こそブレイクスルー!すべての労働者の処遇改善と働き方を見直そう!」をスローガンとし、長時間労働の是正▽人材育成の充実▽男女平等の推進▽ハラスメント対策の法制化―などを掲げた。

伊藤公則事務局長は記者会見で「賃上げの幅が2%前後で推移する中で、昨年を超える金額が一定の目標になる。業種によって差異はあるが、昨年と同等もしくはそれ以上の賃上げが期待できる」と述べた。

政府が経営側に賃上げを求める「官製春闘」については「もともと疑問だが、これまで具体的な数字を挙げて賃上げを求めていた安倍首相が先月の段階では数字を示さなかったことも懸念している」と述べた。