鈴鹿 伊田八段に囲碁挑戦 市立図書館でイベント 三重

【伊田八段(右)と対局する挑戦者ら=鈴鹿市飯野寺家町の市立図書館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は20日、同市飯野寺家町の市立図書館で、シティセールスイベント「図書館碁会所~伊田篤史八段を迎えて」を開き、市のシティセールス特命大使で囲碁棋士の伊田篤史八段(24)と末松則子市長との対談や指導碁対局などをした。

伊田八段は同市出身。現在は名古屋市を中心に活動している。これまでに棋道賞新人賞、土川賞、棋道賞優秀棋士賞など授賞。市での対局は初めて。平成28年、市にゆかりがあり文化芸術分野で活躍しているとして「鈴鹿と・き・め・きカルチャー大使」に就任した。

この日は50人が参加。対談では末松市長が聞き手となり、伊田八段が囲碁を始めたきっかけや囲碁の魅力などについて質問。伊田八段は「アニメ『ヒカルの碁』の影響を受けた」「強くなるほどに囲碁の奥深さが分かってきた」と答えた。

指導対局は参加者の中から抽選で、5歳から80代の5人を選出。30分間にわたってそれぞれが真剣勝負で挑み、最後にアドバイスを受けた。

対局者の一人、2級の矢田正巳さん(84)=同市平田本町=は「さすがプロ。軽くあしらわれた感じ。対局できてうれしい」、最年少の澤田聖羅ちゃん(5つ)=同市旭が丘=は「囲碁が好き。楽しかった」とそれぞれ話していた。

イベントは囲碁を通じた交流や参加者の知識向上を通じて図書館の利用促進につなげるのが狙い。