勤勉さと個人技生かす 鈴鹿アンリミテッドFC 監督就任会見 三重

【就任会見後、記念撮影に応じる鈴鹿アンリミテッドFCのミラ監督=鈴鹿市庄野羽山のイオンモール鈴鹿で】

三重県鈴鹿市を拠点に、今年からサッカー国内アマチュア最高峰の日本フットボールリーグ(JFL)を戦う鈴鹿アンリミテッドFCは15日、市内で、今季トップチームを率いるスペイン出身のミラグロス・マルティネス・ドミンゲス氏(33)の監督就任会見を開いた。

契約は1年で22日のチーム始動から指導を始める。33歳の若さで欧州サッカー連盟チャンピオンズリーグ出場クラブの指導も可能なUEFAプロライセンスを保持している才媛は、「日本人の勤勉さとスペインの個人技を生かしたサッカーで結果を出す。多くの人に試合を見に来てもらいたい」と抱負を語った。

スペイン女子2部のアルバセテ・バロンピエでセンターバックとしてプレーした後、指導者に転身した。男子トップチームの監督経験はないが、出身チームを1年で2部から1部に押し上げた実績がある。

将来を見据え、海外で男子チームを率いる経験を積みたいと考え、JFL初参戦を前に「何か新しいことをしたい」と女性監督招へいを決定した鈴鹿アンリミテッドFCのオファーに快諾した。運営会社アンリミテッドの吉田雅一常務は「(昨年暮れ)オファーを出してすぐ返事が来た。意欲と柔軟性も(契約の)決め手となった」と明かした。

就任会見で「ファンとも直に話したい。ミラと呼んで」と笑顔を振りまく親しみやすさの一方で、自己分析は「強気」と語る同監督。JFL、Jリーグのカテゴリーで初の女性監督となることを「誇りに思う」としながら「性別関係なく監督としての自分を見て欲しい」と自信をのぞかせた。

今季のJFL開幕は3月17日。全国のトップアマチュア16チームが出場し、県内からは鈴鹿のほか、桑名市拠点のヴィアティン三重も参加する。