議員報酬削減と防災推進 三重県議会議長が年頭会見

【年頭の記者会見で新年の抱負を述べる前田議長=県庁で】

前田剛志県議会議長は11日、年頭の定例記者会見に臨んだ。4月29日の任期満了までに、議員報酬の削減に向けた取り組みに努めると説明。「いのしし年は災害が多いとされる」とし、県議会として防災の取り組みを進める考えも示した。

前田議長は会見で、議会経費削減に関する検討プロジェクト会議(下野幸助座長、10人)がまとめた議員報酬削減の正副座長案について「おおむね了承いただいている。任期中には正副座長案を成立させることができるよう取り組みたい」と述べた。

一方、公務の出張で議員らに支出される宿泊費に対して実費精算への切り替えを求める声が上がりつつも最終的には削減した上での定額となったことには「プロジェクト会議が検討した結果。執行部の改定に準じた考え方になったと思う」と理解を示した。

今年の抱負を問われた前田議長は、防災の取り組みを強化すると説明。大規模災害など緊急事態の対応に関する検討会(中嶋年規座長、10人)が年度内にもまとめる予定の指針について「より実効性のある制度となるよう期待する」と述べた。

天皇陛下が4月18日に伊勢神宮を訪問されることについて、前田議長は「おもてなしの気持ちで迎え、遺漏のないよう対応したい」とし、前野和美副議長は「その頃は選挙が済んでどんな状況になっているかは分からないが、しっかりと対応したい」と述べた。