「33年間に区切り」 レスリング 吉田選手が現役引退 ツイッターで表明 三重

レスリング女子で五輪と世界選手権を合わせて16大会連続世界一に輝き、平成24年に国民栄誉賞を受賞した三重県津市出身の吉田沙保里選手(36)=至学館大職=が8日、現役引退を明らかにした。自身のツイッターに「33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断しました」と投稿した。10日に東京都内で記者会見する。

26年3月に亡くなった元県職員でレスリング元日本選手権者の父、栄勝さんが津市一志町で開いたレスリング教室で3歳から競技を始めた。高速タックルを武器に平成14年に世界選手権を初制覇。女子レスリングが五輪の正式種目入りした16年のアテネ大会から五輪を3連覇した。

銀メダルに終わり、4連覇を逃した28年のリオデジャネイロ五輪後は休養に入り、選手兼任で日本代表コーチを務めていた。

ツイッターには「ここまで長い間、現役選手として頑張ってこれたのも沢山の方々の応援とサポートのおかげ」と感謝の思いをつづった。今後について「改めてみなさんの前で引退のご報告と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います」とした。

県は28年に、吉田選手に県民特別栄誉賞を贈呈。26年からは吉田選手に続く活躍が期待されるアスリートとその指導者を表彰する「夢追人 吉田沙保里大賞」も実施している。