タクシーと車衝突、3人死亡 津の国道23号、1人重体2人重傷 三重

【レッカー車で運ばれるタクシー(右)と乗用車=津市本町で】

【津】29日午後9時50分ごろ、三重県津市本町の国道23号下り線で、道路沿いの「和食さと」駐車場から3車線を横切って上り線に右折しようとしたタクシーと、南進中の普通乗用車が衝突。タクシー運転手と乗客の男性3人が死亡したほか、1人が重体、2人が重傷を負い、それぞれ津市内の病院などに搬送された。

亡くなったのは津市戸木町、タクシー運転手野村達城さん(44)▽助手席にいた津市豊が丘、会社役員永田雅紀さん(58)▽後部座席中央にいた津市川方町、会社員横井大和さん(37)―で、それぞれ全身を強く打ったことによる出血性ショックや多発外傷で死亡した。

また、タクシーの乗客で、運転席側後部座席の津市片田新町、会社員大西朗さん(31)が右足の開放骨折に伴う出血性ショックで意識不明の重体。助手席側後部座席の津市阿漕町津興、会社員萩野将志さん(28)が右足骨折と大動脈損傷、乗用車を運転していた津市白山町、会社役員末廣雅洋さん(56)も左足首と左手首骨折で、それぞれ重傷を負った。

津署によると、現場は片側3車線の直線道路で、タクシーは下り3車線を横断し、中央分離帯が分断された隙間から上り車線に右折しようとしていたとみられる。乗客の野村さんら4人は仕事関係で付き合いがあり、同店で飲食した後、津市大門に向かうためにタクシーを利用したという。末廣さんは帰宅途中で、同乗者はいなかった。

同署はいずれかの安全確認が不足していたとみて詳しい原因を調べている。