シャープ亀山外国人雇い止め 県労働委に救済申立書 支援要請へ 三重

【県労働委員会の担当者(右)に不当労働行為救済申立書を提出する広岡書記長(左)=津市栄町1丁目の県栄町庁舎で】

シャープ亀山工場(亀山市)で日系外国人作業員が今年に入って集中的に雇い止めされた問題をめぐって、作業員の一部が加入する労働組合「ユニオンみえ」は6日、三重県庁で記者会見し、近く鈴木英敬知事との面談を申し入れ、県に適切な対応を求める考えを示した。

広岡法浄書記長は「シャープは県が誘致した企業なのにめちゃくちゃな解雇をされた。これまで何の問題にもしてこなかった県にも責任がある」と主張。県が設置した対策チームや鈴木知事に情報提供し、雇用の確保や生活相談の支援を求めるとした。

また、広岡書記長は外国人のほかに、亀山工場で働いていた日本人約千人も雇い止めもしくは解雇されたという情報を得たと説明。同日午前にシャープ社員や元従業員から連絡があったという。雇い止めになった日本人の雇用形態や雇用主は明らかにしていない。

また、ユニオンみえは同日、県労働委員会を訪れ、不当労働行為救済申立書を提出。雇い止めを告発したことで下請け企業の代表から「反社会的勢力が背景にいることなどを示唆して脅迫された」とし、代表1人と関連する下請け企業10社に謝罪文の提出を求めた。

鈴木英敬知事は同日のぶら下がり会見で面談について「意見を聞かせていただくことに問題はない」と応じる考えを示した。日本人の雇い止めについて問われると「750人の雇い止めのみ報告を受けている。引き続きよく聞き取りたい」と述べた。