鈴鹿署 父殺害疑いで男逮捕 「生活苦、心中を」容疑は否認 三重

【遺体が見つかった住宅=鈴鹿市高塚町地内で】

【鈴鹿】自宅で父親の首をひも状の物で絞めて殺害したとして、鈴鹿署は3日、殺人の疑いで、鈴鹿市高塚町、自称派遣社員山中弘昭容疑者(53)を逮捕した。

逮捕容疑は11月下旬ごろ、自宅1階の寝室で同居する父親の無職保さん=当時(82)=の首をひも状の物で絞めて殺害した疑い。

同署によると、別居する弘昭容疑者の妹夫婦が訪れた際、弘昭容疑者の様子がおかしいことから家の中を調べ、寝室の布団に横たわっている保さんの遺体を発見し、一一〇番した。司法解剖の結果、死因は頸部圧迫による窒息死で、死後1週間程度が経過しているとみられるという。

弘昭容疑者は「借金や介護で生活が苦しく、心中しようと思ったが死にきれなかった」などとして、ベッドの手すりに結びつけたひもを保さんの首に巻き付けたことを認めているが、「自分で絞めてはいない」と容疑については否認している。同署は供述の裏付けなどを進めている。

保さんと弘昭容疑者は2人暮らしで、数年前から弘昭容疑者がヘルパーを交えながら、障害を抱える保さんを介護していたという。