エネルギー問題考える 四日市でシンポジウム 三重

【エネルギーミックスについて意見を述べる講演者ら=四日市市諏訪町の四日市商工会議所で】

【四日市】三重県内の経済団体や企業などでつくる「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」(会長・小林長久四日市商工会議所顧問)は4日、四日市市諏訪町の四日市商工会議所会館で「『エネルギー&環境』公開シンポジウム」を開いた。講演や講師対談があり、県内各地の会員ら約130人が来場した。

「この地球・日本の未来を考えよう」と題した講師対談では常葉大学経営学部教授の山本隆三氏と気象予報士の半井小絵氏が登壇し、それぞれの立場でエネルギーミックスや電力の安定供給の重要性を述べた。

山本氏は諸外国の失敗例などを挙げ「風力発電や太陽光発電は安定供給が難しい。火力発電や原子力発電を利用し、エネルギーミックスをすることで電力の安定供給を実現する必要がある」と語った。

さらに「再生可能エネルギーを使用することで環境への配慮と電力利用者への負担の軽減も実現できる」とした。

半井氏は「本年は災害の多かった年。大停電なども取りざたされたが、エネルギーミックスが進み安定共有が出来れば、短期間での復旧も可能になるのではないか」と語った。

講師対談に先立ち山本氏による基調講演「世界と日本のエネルギー問題の現状」と半井小絵氏による基調講演「気候変動に備えるには~地球温暖化の現状~」があった。