リニア促進、津で大会へ 3府県知事と経済団体 三重

鈴木英敬三重県知事は4日の定例記者会見で、津市羽所町のホテルグリーンパーク津で「三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進大会」を開くと発表した。三重、奈良、大阪の三府県知事と経済団体が一堂に会し、リニア中央新幹線の名古屋―大阪間の早期開業を目指して環境アセスメントや用地買収でJR東海に協力する方針を確認する。JR東海や国土交通省の関係者も招く。

開業に向けた用地買収が難しい大阪府を巻き込んで要望活動を進めて早期開業につなげるため、昨年9月に3府県と経済団体で合同会議を発足させた。昨年度に大阪市で開いた大会では、JR東海側が環境アセスメントを進めるため3府県との実務連携を提案した。

本年度の大会にはJR東海の金子慎社長や国会議員が出席する予定。駅位置の確定や早期全線開業に向けて取り組む方針を決議する。終了後には国交省大臣官房審議官の佐竹洋一氏が「スーパー・メガリージョン構想検討会の検討状況について」と題して講演する。

鈴木知事は「大阪万博の開催決定でますます世界中から日本に注目が集まる。このタイミングで盛大に大会が開催できることを非常にうれしく思う」と強調。「昨年度はJR東海から踏み込んだ発言があった。チャンスを逃さず、粘り強く取り組みたい」と述べた。