シャープ亀山1000人雇い止め「3月に報告受けた」と鈴木知事

【ぶら下がり会見で、雇い止めの報告を受けていたことを明らかにする鈴木知事=県庁で】

シャープの亀山工場(亀山市)で働いていた日系外国人作業員のうち千人が今年に入って集中的に雇い止めされたことについて、鈴木英敬知事は30日のぶら下がり会見で、3月下旬に同社から雇い止めの報告を受けていたことを明らかにした。

雇用対策課によると、県は三重労働局からの情報提供で雇い止めを把握。3月に同社から聞き取ったところ「500人を削減する計画」との回答を受けた。7月に再び聞き取ると、この500人に加えて250人の削減を予定しているとの説明を受けたという。

鈴木知事は会見で、雇い止めをされた作業員への丁寧な説明と新たな就職に向けた支援を同社を通じて下請けの事業所に要請していたと説明。「働く人の権利を守るよう、事業者も努力してもらいたい。今後、どんな動向になるかを注視したい」と述べた。

政府が外国人労働者の受け入れを拡大する方針の一方、不安定な外国人労働者の実態が表面化したことには「今回の事案と直接にリンクするかは検証しなければならないと思うが、どんな制度でも外国人の雇用の安定や共生できる社会づくりが大事」と述べた。