企業と三重大の橋渡しに 三重銀と三十三総研 四日市で産学連携セミナー

【講演する畑中工学研究科長=四日市市諏訪町の四日市商工会議所で】

【四日市】三重銀行(渡辺三憲頭取)と三十三総研(山本博也社長)は6日、三重県四日市市諏訪町の四日市商工会議所で「三重大学と地元企業との連携セミナー~お客様の技術的課題の解決を支援します!」を開き、同大学の工学専攻教員が研究分野別に講演。共同研究の対象や実績、新ビジネスの種となる研究内容を紹介した。

地元企業が三重大学と共同研究することで、技術開発や新製品開発の際の課題を解決するのが目的。同行と総研のネットワークを活用し、企業と同大学の橋渡しを行い、企業の新技術や新製品の実現を手伝う。セミナーは4回目。

開会あいさつで、同総研の山本社長は「企業が今後も持続的な成長を果たすためには、新技術や新サービスを取り入れながら、これまで経験してきたものとは異なる成長戦略を描く必要がある」とし、「工学研究科の研究内容には『ものづくり』に関する技術だけでなく、非製造業にとっても新サービスのきっかけを生み出す技術が含まれていると聞いており、この機会に研究内容への理解を深めてほしい」と話した。

同大学工学研究科の畑中重光科長が同研究科の概要について説明した後、パワーアシスト▽レーザ溶接▽高精度製造技術、熟練度推定▽介護医療及び画像認識▽高分子材料解析▽建築音響―の各分野について、担当の准教授6人が発表。県内企業関係者や同大学関係者ら約百人が参加し、熱心に耳を傾けていた。講演後は交流会もあった。