カワウソ一家の喜怒哀楽 伊勢シーパラで企画展 映像と写真で紹介 三重

【カワウソ一家の貴重な写真と映像を見ることができる企画展を紹介する田村さん=伊勢市二見町江のめおと岩カフェで】

【伊勢】三重県伊勢市二見町江の水族館「伊勢シーパラダイス」に隣接する「めおと横丁」内のめおと岩カフェで、同館が飼育するツメナシカワウソ一家を貴重な映像と写真で紹介する特別企画展「めおとカワウソの愛と涙の感動ファミリーヒストリー」が開かれている。観覧無料、来年2月28日まで。

ツメナシカワウソは主にアフリカ南東部に広く生息。国内では同館を含む3園館で7頭しか飼育されていない希少な動物で、準絶滅危惧種に指定されている。

同展はカワウソたちを育て、見守ってきた飼育員の田村龍太さん(42)らスタッフが企画。仲良し夫婦「ブブゼラ」(雄、昨年死去)と「ズリ」(雌)が同居を始めた平成23年から撮りためたデータを見直し、ピックアップした写真40枚と、カワウソ一家の喜怒哀楽を約20分間にまとめた動画を公開している。

ブブゼラ・ズリ夫婦、4回の出産と人工保育、夫婦の双子の子ども「ゆるり・くるり」と、「きらり・ひらり」の4つのコーナーに分け、同館でしか撮影できない貴重な写真にスタッフのコメントを添えて紹介。新しい命の誕生や悲しい別れなど家族の歴史をまとめた年表と、親子で優勝したカワウソゥ選挙の資料も並ぶ。

田村さんは「夫婦岩のある二見の地で、喜怒哀楽がありながらも前向きに生きてきたカワウソの人生とお客さん自身の人生を照らし合わせ、共感してもらえれば。企画展を見て元気になってもらえたらうれしい」と話していた。