手触れずにキジさばく 古式四篠流 伊勢神宮内宮で包丁儀式奉納 三重

【包丁と真菜箸を使い、手を触れずにキジをさばく古式四條流の高弟=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】日本料理の源流とされる「古式四條流」(本部・兵庫県西宮市)が29日、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮で包丁儀式を奉納した。大勢の参拝者が見守る中、流派の高弟が参集殿で、包丁と真菜箸(まなばし)をたくみに使い、手を触れずにキジをさばいた。

古式四條流は平安時代の初期に始まったとされる日本料理の流派。約30年前から毎秋、伊勢神宮に包丁儀式を奉納している。

この日は、四條武範家元ら10人が狩衣(かりぎぬ)に烏帽子(えぼし)姿で儀式に参加。高弟らが包丁と真菜箸を古式にのっとって振るい、参集殿に集まった大勢の参拝者が見入っていた。

同流派は毎春、京都市の平安神宮でも包丁儀式を奉納している。食がテーマとなった平成27年のミラノ万博の会場で包丁儀式を披露。要望があれば祝い事の席などでも包丁儀式を実演している。