伊勢のウェルフェア三重 高齢者雇用で厚労大臣特別賞 市長に報告 三重

【受賞を報告したウェルフェア三重の西村社長(左端)ら=伊勢市役所で】

【伊勢】高齢者が働きやすい職場づくりに取り組む企業を表彰する「高齢者雇用開発コンテスト」で、三重県伊勢市の介護事業者「ウェルフェア三重」が、厚生労働大臣表彰特別賞を受賞した。22日、西村昭徳社長(54)らが伊勢市役所で鈴木健一市長に報告した。

コンテストは厚生労働省などが主催。高齢者雇用の取り組みやアイデアを全国の企業から募集した。

ウェルフェア三重は3年ほど前から、介護業務を分業化。施設利用者の身体介護をする「直接業務」と掃除や洗濯、話し相手などの「間接業務」に分け、体力や能力、年齢に合わせた分業制度をつくった。分業により高齢者雇用のほか、職員の負担軽減、離職率の改善を実現したことがなど評価された。定年年齢も延長し、60歳から66歳に引き上げ、希望者は70歳までの継続雇用とした。

市役所に、西村社長と職員らが訪れ報告。元ケアマネージャーで今も正職員として活躍する西村浩信さん(64)は「60を過ぎてもみんなと仕事ができる。働きやすい環境」と報告。西村社長は「高齢者だけでなく、女性や障害者など、働く人に合わせて制度を柔軟に変えていくことが大切」と語った。