中学教諭を懲戒免職 三重県教育長が陳謝 飲酒運転事故、不祥事続く

【懲戒処分を発表し、陳謝する廣田教育長=三重県庁で】

飲酒運転で事故を起こしたとして、三重県教委は22日、津市立橋南中の岡隆史教諭(42)=同市美里町=を懲戒免職処分にした。県教委としては本年度に入って初の懲戒免職だが、18日には県立津商業高の教諭が盗撮の疑いで逮捕されたばかり。廣田恵子教育長は同日の記者会見で「県民の信頼を損ない、期待を裏切っていることにおわび申し上げる」と陳謝した。

県教委によると、岡元教諭は7月24日午前0時半ごろ、津市野田の県道で対向車線の縁石に乗用車を衝突させる事故を起こし、津署に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。

岡元教諭はサッカー部の顧問を務めていた。この日は練習試合を終え、他校の顧問らと懇親会で飲酒していた。学校の駐車場まで他の出席者に送迎してもらったが、その後は自分の車で帰宅したという。

岡元教諭は県教委の聞き取りに「アルコールが残っていることは分かっていたが、早く帰宅しようと思って衝動的に運転した」と説明。「自分の行為で多くの方に迷惑をかけて申し訳なく思う」と話している。

津市内では18日にも、津駅構内のエスカレーターで女子高校生のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、津商業高教諭の古保達也容疑者(54)が県迷惑防止条例違反の疑いで津署に逮捕された。

廣田教育長は記者会見で、相次ぐ教職員の不祥事に「教職員らは駄目なことだと分かっていながら起きているのはなぜなのか。根絶のためにゼロから考え、再発防止策を練り直したい」と述べた。