眼科医療車両で検診 三重県眼科医会、鈴鹿で講座 三重

【緑内障について説明する宮田医師(左)の話を聞く参加者=鈴鹿市南玉垣町の鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで】

【鈴鹿】三重県津市桜橋二丁目の県眼科医会(中井義秀会長)は21日、鈴鹿市南玉垣町の鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで目の健康講座を開き、国内唯一の眼科医療支援車両「ビジョンバン」での無料緑内障検診や薬膳セミナー、緑内障セミナーなどを実施した。

ビジョンバンは東日本大震災により被災地の医療復興を図るために整備された車両で、来県は初めて。

同車両での緑内障検診には事前申し込みの約200人が参加し、最新機器の光干渉断層計を使った検査などをした。

薬膳セミナーでは日本薬膳学会代表理事の高木久代同大学教授(66)が献立を考案し、目の疲れによく用いるアサリやセロリなどの食材を使った「目に優しい薬膳弁当」を食べながら「薬膳が健康を維持し病気を未然に防ぐための食養生」であることなどを学んだ。

緑内障セミナーでは三重大学医学部の宮田真衣医師(34)が「国内では40歳以上の20人に1人が発症するが進行が遅く気づきにくい」と説明し、「一度悪くなると目薬や手術でも元には戻らない。早期発見、早期治療が大切」と話した。

会場には市内外の約380人が来場。友人6人で来たという亀山市南野町の石田信子さん(56)は「目の健康は大切。大変ためになった」と話していた。