新名神高速 鈴鹿高架橋つながる 閉合式に200人、工事9割完了 三重

【渡り初めで一斉に風船を空に放つ出席者ら=鈴鹿市西庄内町の鈴鹿高架橋で】

【鈴鹿】今年度内の開通を目指して建設を進める新名神高速道路(新四日市JCT―亀山西JCT)の鈴鹿高架橋で15日、閉合式があり、建設中の高架橋がつながった。

同高架橋は菰野IC―亀山西JCTの間に建設中で、三重県鈴鹿市山本町から西庄内町までの延長約1・8キロを結ぶ。片側二車線ずつで上り、下り計四車線の鉄筋コンクリート製。あらかじめ作製した橋桁の部分を圧縮して接続する特殊な工法で架設工期を短縮し、工事車両台数の削減や騒音などの周辺環境に配慮した。工事着工開始は平成23年。橋の総事業費は約150億円。

閉合式は高架橋上であり、末松則子市長や新名神と鈴鹿亀山地域の幹線道路整備を進める会の田中彩子会長をはじめ、地元の市立椿小、庄内小の5年生計32人など関係者ら約200人が出席。

末松市長は「新たな西の玄関口として企業や集客施設の誘致並びに地域産業の生産性向上、周辺観光施設の観光振興につなげていきたい」、鈴鹿商議所会頭でもある田中会長は「地域経済界の成長には高速道路網の整備が必要不可欠。新名神の開通による経済効果を地域活性化に結びつけるため、次には地域の幹線道路整備促進に向けての活動を力強く進める」とそれぞれ祝辞を述べた。

末松市長や田中会長、児童代表らが閉合コンクリートの打設をしたほか、児童らが橋の地面に将来の夢などを油性ペンで書いた。

最後に全員で渡り初めをし、児童らのメッセージが入った風船を飛ばした。

全体の工事の進捗状況は現在のところ約9割まで進んでおり、今後は舗装作業や路面表示、標識設置などをしていく。