鳥羽で国際日本酒品評会 SAKEセレクション開幕 三重

【グラスに注がれた日本酒をテイスティングする審査員=鳥羽市浦村町で】

【鳥羽】世界最大規模のワイン品評会「ブリュッセル国際コンクール」の日本酒部門「SAKEセレクション」が11日、三重県鳥羽市浦村町のタラサ志摩ホテル&リゾートで3日間の日程で始まった。同セレクションの開催は世界初。外国人ソムリエや日本の酒蔵関係者など国内外35人の審査員が約600銘柄の日本酒を評価し、今月末に審査結果をコンクールのホームページなどで発表する。

セレクションは世界的な和食の普及に伴う日本酒人気の高まりを受け、今年から始まった。主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)による高い知名度や伊勢神宮に日本酒を奉納する文化などが評価され、県が開催地に選ばれた。

セレクションには、42都道府県から617銘柄が集まり、審査員が香りや見た目、味わいなどを評価する。全銘柄のうち、最大約25%が受賞対象となる予定。最優秀賞のトロフィー酒は来年2月にベルギーブリュッセル市庁舎で表彰される。

受賞は他にプラチナ酒▽ゴールド酒▽シルバー酒がある。受賞すると、コンクールの運営母体の会社が発行するワインやビールなどの機関誌(約100万部)へ記事掲載され、在欧州大使館(フランスとベルギーの予定)のイベントでPR対象になる。

また、県の歴史や文化を学ぶため、審査員らは期間中、伊勢神宮や鳥羽市の海女小屋などを視察する。

コンクールのトマ・コストノーブル会長は「3年間の交渉と準備を経てようやくこの日を迎えられた。素晴らしい景色に惑わされることなくテイスティングに集中してほしい」と呼び掛けた。