松阪 国道166号復旧めど立たず 土砂崩落現場を市長視察 三重

【国道166号を通行止めにした土砂崩落現場を視察する竹上市長(右下)と復旧した市道を帰宅する中学生ら=松阪市飯南町粥見で】

【松阪】三重県の竹上真人松阪市長は5日、同市飯南町粥見の通行止めとなっている国道166号の土砂崩れ現場を視察した。県管理道路で、復旧のめどは立っていない。

土砂崩落は9月30日から10月1日にかけて襲来した台風24号の影響で発生。道路横の斜面が幅約20メートル、高さ約30メートルにわたって崩れ、防護柵やガードレールを壊して土砂が流れ下り、国道と下の市道をふさいだ。復旧に向け、露出している岩などを取り除いてから工法を調査する。

土砂崩落により、県立飯南高校に向かう路線バスが部分運休したため、同校の要請を受けた市教委が飯高中学校のスクールバスのルートを飯南高校まで延ばした。3日から高校生10人が利用している。

市道の土砂は取り除き、飯南中学校の生徒48人と柿野小学校の児童2人は通学できるようになった。

視察を終えた竹上市長は「山の上から抜けている。相当急斜面で危険な状態。台風25号の接近を懸念している」「早急に安全を確保したい。救急車など緊急車両は通れる」と話した。