五輪パラ フラッグ、伊勢に到着 三重県内巡回ツアー マラソン野口さん届ける

【鈴木市長(左端)らに五輪旗などを手渡した野口さん(中央)=伊勢市役所で】

2020年の東京五輪・パラリンピックに向け五輪旗とパラリンピック旗が各地を巡る「フラッグツアー」が13日、三重県伊勢市に到着した。同市出身でアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんが鈴木健一市長らに旗を届けたほか、市内の浜郷小学校を訪問して児童らと交流した。

東京五輪・パラリンピックの機運を高めようと全国を巡回している。県内は津、尾鷲市などを巡って伊勢市に到着し、同市役所で野口さんが鈴木市長に五輪旗を手渡した。野口さんは「東京五輪まで2年を切った。世界のトップアスリートが挑戦し努力する姿が間近で見られる機会。開催に向け、五輪の素晴らしさを伝えたい」とあいさつした。

浜郷小学校では全校児童336人が野口さんを歓迎した。野口さんは中学で陸上を始め、アテネ五輪で金メダリストになるまでの経験談を披露。アテネ後も日本記録に挑んで走り続けたと語り、「目の前のことをこつこつと積み重ね、夢に向かってあきらめずチャレンジしてほしい」と呼びかけた。速く走るための腕振りなど実技指導もあり、児童らは楽しそうに実践した。

5年の中村心優(しゆう)君(10)は「野口さんから、努力すれば夢がかなうと教わった。東京で五輪があるのはわくわくする。サッカーが楽しみ」と笑顔で話した。