世界かんがい施設遺産 南家城川口井水の登録祝う 津・白山町で記念碑除幕式 三重

【記念碑を囲む前葉市長(左)と松森前理事長=津市白山町で】

建設から百年以上経過して歴史・社会性のあるかんがい施設を登録する世界かんがい施設遺産に登録された三重県津市白山町の「南家城川口井水」の登録記念碑除幕式が13日、同町真見ケ瀬であった。維持管理している白山町土地改良区(岩崎芳和理事長)の役員ら25人が参加した。

同施設は雲出川から取水し同町の南家城、川口両地区を潤す。1190年開設の南家城と1664年に設けた川口井を1729年につなげて完成した。

国際かんがい排水委員会が平成28年、施設そのものが地域の文化的遺産となっている点を評価し、新たに登録した。県内では多気町の立梅用水に次いで2例目となる。

御影石の記念碑は高さ約150センチ、幅約50センチ。

登録時の理事長だった松森久志前理事長は「先人たちが残してくれた遺産として後世につなげていきたい」とあいさつ。

前葉泰幸市長は「これだけ長く地域の文化を伝える遺産が市に残っているのはすごい」とたたえた。