郷土料理おいしい 「味いちもんめ」と「クッキングパパ」作者ら 尾鷲で魚テーマに対談 三重

【尾鷲市の魚や漫画について対談するうえやまさん(左)と倉田さん=尾鷲市向井の県立熊野古道センターで】

三重県尾鷲市向井の県立熊野古道センターでこのほど、「クッキングパパ」作者で漫画家うえやまとちさん(64)=福岡県福津市=と「味いちもんめ」作者で漫画家倉田よしみさん(64)=神奈川県相模原市=による対談があり、市民ら110人が耳を傾けた。

同市九鬼町の集落支援員豊田宙也さん(32)が、漁村や魚について知ってもらおうと企画した「漁村×学シンポジウム」の一環で開催した。

対談では漫画を描く上で気をつけていることについて話し、倉田さんは「旬の魚の中から選び、読者に共感してもらえるように一度は口にしたことがある魚を題材にしている」、うえやまさんは「鮮度が命なので目をキラッとさせ、活きのいい魚を描くようにしている」と語った。

質疑応答で寄せられた「尾鷲を舞台に描くならどの場所を描くか」の質問について、倉田さんは「漁港の一部分を風景として描きたい」と述べた。漫画を描く時に注意していることについては、うえやまさんは「料理を実際に作ってから描いている」と話した。

2人は、対談前に食べた同町の郷土料理「アジの姿ずし」がおいしいと口をそろえた。うえやまさんは「尾鷲を舞台に漫画を描きたいと思う」、倉田さんは「ブリが捕れ始めるころにまた来たい」と述べた。