鈴鹿の障がい者就労人材センター 福祉農園を開園 栽培技術の向上に 三重

【高菜の苗を植える参加者ら=鈴鹿市国府町で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市安塚町の障がい者アグリ就労人材センター(山中保一代表理事)は12日、同市国府町に福祉農園を開園した。障害者の農業への関心を高めるとともに、農作業の技術向上の場として活用していく。

同センターは平成16年に設立。農作業の現場で障害者が働く「農福連携事業」の一環として、作業を手伝ってほしい地元農家と作業がしたい障害者の仲介役を務めている。現在は就労継続支援事業所約10事業所が会員として参加。昨年は8件の農家から依頼を受け、延べ200人が草取りや種まきなどの作業をした。

開園した農園は地元農家から借りた約1300平方メートル。会員事業所の障害者らが野菜を育てることで、豆まきや草取りなどの技術力を向上させるのが狙い。工賃向上や就労希望の障害者の自立支援につなげる。

この日は6事業所の19人が参加し、約800平方メートルに高菜の苗約2300株を植えた。

同センター事務局の小林卓さん(66)は「即戦力になれるよう練習し、自らの力を付けてほしい」と話していた。