東京五輪 鈴鹿にカナダAS連盟 三重県、事前キャンプ協定締結へ

鈴木英敬三重県知事は12日の定例記者会見で、2年後の東京五輪に向け、カナダアーティスティックスイミング(AS)連盟の事前キャンプを鈴鹿市内で受け入れる協定を締結すると発表した。来年のジャパンオープンと2年後の東京五輪で、それぞれの大会1カ月前に同市で合宿する。

事前キャンプの誘致は、カナダ体操協会の選手を受け入れる四日市市に次ぎ2例目。県は練習場所として県営鈴鹿スポーツガーデン(鈴鹿市御薗町)の水泳場を提供し、宿泊費や交通費を全額負担する。

鈴木知事は昨年9月にカナダを訪問し、カナダAS連盟に県内の施設を紹介。今年3月に連盟幹部が鈴鹿スポーツガーデンを視察し、事前キャンプの実施を決めた。

協定は、県とカナダAS連盟が9月26日に締結する。カナダ側からは連盟の担当執行役員ジュリー・ヒーリー氏が来県し、協定書に署名する。協定の中で県側は練習施設の使用料免除や宿泊費の全額負担を約束。カナダ側は代表選手を交流行事に参加させる。

県スポーツ推進課によると、来年のジャパンオープンの事前キャンプではカナダAS連盟の選手ら約20人が2―3週間ほど滞在する予定。この事前キャンプで県側は約1400万円を負担する見通し。

鈴木知事は事前キャンプ地に選ばれた理由を「設備の水準の高さが評価された」と説明。「事前キャンプは県内のアスリートのモチベーション向上や国際交流につながるため、協定締結が決まって大変有意義に思う」と述べた。