三重県警 通訳官と民間通訳人が合同研修 録音録画の取り調べ想定

【合同研修に参加する通訳官ら=津市の三重県警本部で】

三重県警は29日、津市栄町一丁目の同本部で県警通訳官と民間の通訳人の合同研修会を開き、合計百人が講話や取り調べを想定した言語別研修などに臨んだ。

刑事訴訟法などの一部改正に伴い来年6月から裁判員裁判対象事件に対する取り調べについて原則録音と録画が義務付けられることから、その注意点などについて情報共有を図ると共に、技術向上を目指すことを目的に初めて合同での研修会を開催した。

研修会では、録音と録画制度に関する教養のほか、東京外国語大学大学院総合国際研究院の内藤稔講師が「正確な通訳のための技術習得方法」と題して講演。また警察官と容疑者、通訳の3人を1組に各言語別で事件に対する取り調べを想定した研修を実施した。

参加した刑事企画課通訳係長の岡橋伸幸警部補(46)は「合同研修を生かしてさらなる語学能力のレベルアップに努め、増加する通訳業務に適正に対応したい」と話していた。