「定数削減の検討を」 津市自治会 三重県議会議長に陳情書

【前田議長(手前右)に定数削減を検討するよう陳情する生川会長(奥右)ら=三重県議会議事堂で】

三重県議会が一度は決めた定数削減を元に戻したことを受け、約千団体に上る津市内の自治会でつくる同市自治会連合会は27日、定数削減を検討するよう求める陳情書を前田剛志議長に提出した。

陳情書は生川介彦会長らら9支部の会長9人が連名で提出。各地域の支部長ら9人が5月の役員会で提出を決めた。県議会では、定数を51から45に戻す条例案の採決を来月14日に控えている。

陳情書は「議員定数を元に戻し、過大な議員報酬を持続させることは県民感情を逆なでする。十分に討議して決めたはずの定数削減を覆す暴挙は許しがたい。次期県議選までに削減を再検討すべき」と求めた。

生川会長は前田議長に「議員定数を削減し、予算を災害対策など自治会が要望している事業に回すべき」と主張。前田議長は「議会運営委員会に相談し、条例案の採決前に陳情書を各議員に配布する」と述べた。

生川会長は前田議長との面談後に記者会見し「9月定例月会議が始まる前に自治会の総意を伝えたかった。県議はそれぞれ信念を持っているとは思うが、説明責任を果たしてほしい」と語った。