チョウザメ剥製お目見え 美深町から松阪に 武四郎生誕200年、北海道命名150年 三重

【北海道美深町から寄贈されたチョウザメの剥製=松阪市曽原町の同市三雲地域振興局で】

【松阪】北海道美深町が三重県松阪市に寄贈したチョウザメの剥製が9日、同市曽原町の三雲地域振興局にお目見えした。体長80センチ。北海道の名付け親として知られる同市出身の探検家、松浦武四郎が美深町を流れる天塩川をさかのぼった際に目撃、捕獲した縁。展示期間は31日まで。来月以降は同市小野江町の松浦武四郎記念館ロビーで展示予定。

同町は北海道北部を北流する天塩川の中流域に位置する。2月25日に同市で開いた第23回武四郎まつりに山口信夫同町長が出席し、松浦武四郎生誕200年と北海道命名150年、同町開拓120年を記念して寄贈目録を渡し、このほど剥製が完成して届いた。

武四郎は探検記「天塩日誌」の中で、天塩川を舟で遡上(そじょう)中、チョウザメの群れに出会い、頭をもたげて集まってくるので気味悪く感じながらも同行のアイヌと5、6匹捕まえたと記録している。

同町にはチョウザメの展示室と飼育室を備える美深チョウザメ館がある。同町は「武四郎とチョウザメ、美深町は縁の深い関係。チョウザメを核としたまちづくりを進めていく」とコメントしている。