世界の楽器300点展示 四日市で調律師の木村チェンバ郎さん

【楽器を紹介する木村さん(左端)=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】四日市市文化まちづくり財団は21日、同市安島の市文化会館で、企画展「チェンバ郎コレクション~移動楽器博物館四日市特別展」を開いた。身近な楽器や珍しい古楽器、民族楽器など世界中の楽器約300点を展示している。9月9日まで。第2月曜を除く月曜日と7月24日は休み。入場無料。

同博物館所蔵の楽器は、員弁郡東員町の「キムラピアノ工房」代表で調律師の木村チェンバ郎(本名・和人)さん(52)が、30年余にわたって国内外で収集したもの。

ハープのルーツとされるミャンマーの弦鳴楽器「サウン・ガウ」やロバのあご骨を使ったキューバの体鳴楽器「キハーダ」、アルパカの爪をつないだリズム楽器「チャフチャ」などの民族楽器から、日本のピアノのパイオニア松本新吉氏による希少な四本ペダルの「アップライトピアノ」、手回しオルガンや蓄音機まで多彩な楽器が並ぶ。

木村さんが15年がかりで制作した「チェンバロ・アンナモデル」も展示。「古来より楽器は神への祈りや吉兆を占う呪具、法具でもあった。そんな楽器本来の姿に出合っていただきたい」と話していた。

会期中、木村さんと仲間たちによる特別講座(全五回)がある。問い合わせは同財団=電話059(354)4501=へ。