三重県 タイ副首相が18日来県 知事と経済交流で意見交換

鈴木英敬三重県知事は10日の定例記者会見で、タイのソムキット副首相が18日から2日間の日程で来県すると明らかにした。鈴木知事と経済交流について意見交換するほか、県内企業の経営社と個別に面談する。

ソムキット副首相は経済政策を担当。17日に来日し、東京都や愛知県を訪問する途中で三重県に立ち寄る。ドゥアンジャイ・タイ投資委員会(BOI)長官ら政府関係者約50人と県内を訪れる。ソムキット副首相の公式訪問は初めて。

ソムキット副首相は18、19の両日、志摩観光ホテル(志摩市)に滞在。18日夜には知事主催の歓迎夕食会に出席し、19日に鈴木知事と会談する。タイに工場を置く企業やタイへの進出を目指す企業など県内3社との面談も予定している。

また、産業育成で協力するため、BOIと平成25年に署名した覚書(MOU)を改定する方針。食品加工とエレクトロニクスの2分野を重点産業に位置付け、県内企業との協力を進める。ドゥアンジャイBOI長官と鈴木知事が改定した覚書に署名する。

鈴木知事は「タイは県にとって重要な国の一つ。最高のおもてなしを用意してビジネス関係を深めたい」と強調。県が要望を続けている輸出ミカンの検疫条件の緩和については「ソムキット副首相との会談の際には話題として提起したい」と述べた。