三重県内の企業倒産 6月は4件 負債総額30億6700万円

帝国データバンク津支店(三重県津市丸之内)は9日までに、6月の県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。件数は前年同月より6件少ない4件。負債総額は、10億円以上の倒産が2件発生したため、前年同月より9億7600万円増の30億6700万円となった。

業種別では建設業2件、卸売業1件、サービス業1件だった。2件が販売不振による不況型倒産。1件は業界不振、1件は経営計画の失敗で倒産した。地域別では、北勢2件、中南勢1件、東紀州1件だった。

4件のうち3件は従業員が10人未満で、中堅企業が中心。いずれも30年以上の業歴があった。3件が破産申請し、1件は裁判所の監督下で手続きする特別清算で処理した。

同支店は「公共工事が一段落して受注件数が伸び悩み、人手不足による人件費の増加が企業の収益性を低下させる要因となっている」と分析。「建設業での倒産が今後も発生する可能性は否めない」との見通しを示した。