三重県 広島に県職員派遣へ 西日本豪雨で緊急会議

【災害への適切な対応を指示する鈴木知事(右奥)=三重県庁で】

活発な梅雨前線による記録的な大雨で西日本を中心に被害が相次いだことを受け、三重県は9日、緊急の部長会議を県庁で開き、県防災対策部の職員を同日付で広島県熊野町に派遣することを決めた。

県によると、同町が同日、全国知事会を通じて県に10人程度の派遣を要請した。10日にも現地入りし、災害対策本部の運営に当たる。県は市町と協力して熊野町に追加で職員を派遣する方針。

県は10日から岐阜県に防職員2人を派遣し、現地での情報収集に当たる予定。県警はヘリの「すずか」を8日から中国地方に派遣しているほか、10―13日まで、県警広域緊急援助隊を中国地方に派遣する。

また、会議では紀北町の県道長島港線がのり面の崩落によって通行止めになっていることや、ピーク時の七日には名張市の約1800戸と大紀町の約1200戸で停電していたことなどが報告された。

鈴木英敬知事は、広域受援計画に基づく応援態勢の構築や積極的な情報発信を県幹部らに指示。「長い間の降雨で二次災害が起きることもあり得る。災害に脆弱な場所をしっかり点検してほしい」と述べた。