伊勢鉄道 昨年度570万円の黒字 3年連続の赤字から回復 三重

【鈴鹿】三重県などが出資する第三セクター会社の伊勢鉄道(石垣英一社長、本社・鈴鹿市桜島町一丁目)は27日、鈴鹿市内のホテルで株主総会を開き、昨年度の経常損益が約570万円の黒字になったと報告。3年連続の赤字から回復した。

事業報告書によると、人件費の減少や列車運休に伴う車両使用料の支払額の減少などにより、前年度約890万円の赤字から脱却した。純損益は約1030万円の黒字を計上。

人口減少などの影響で特急「南紀」の利用は減少傾向が続くものの、昨年4―5月に伊勢市で開催された菓子博の効果で快速「みえ」の利用が伸びるなどし、年間輸送人員は前年度比3997人増加。特急列車は19万1725人(前年度比3829人減)で過去最少を更新したが、普通列車は定期券利用者の増加などで53万3366人(同1万4020人増)となり、過去最高を更新した。