鈴鹿 捜査官ら衝突実験体験 三重県警が交通鑑識実践塾

【自転車衝突実験ではねられたダミー人形を調べる参加者ら=鈴鹿市の鈴鹿サーキットで】

三重県警は12日、鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット交通教育センターで交通鑑識実践塾を開き、県警の交通事故事件捜査専科警察官をはじめ、各署や他府県の交通捜査担当者ら約180人が衝突実験などを体験した。

交通事故や事件捜査を担当する若手警察官らを対象に、実験を通じて捜査技術の習得を図ることを目的に平成19年から定期的に開催。県警のほか、岐阜や大阪、奈良など5府県警の捜査担当者も参加した。

この日は、幼児に見立てたダミー人形を自転車に乗せて車で衝突させ、人形がはね飛ばされた距離から車の衝突速度や、当たった角度などを計測する「自動車衝突実験」のほか、ブレーキ痕から車の特徴を判断する「急制動実験」、ダミー人形をはねたときの衝撃などを乗車して体験する「れき過実験」などを実施し、参加者らは真剣な表情でメモや写真をとったりして講習に聞き入っていた。

県警交通指導課の伊藤勝彦交通捜査室調査官は「供述に頼らない客観的な証拠の収集が大事。収集方法を伝授してもらい、今後の捜査に生かしてほしい」と話していた。